タイ深南部騒動 海軍兵士の殺害、寺院襲撃、63箇所同時テロ
「まもあんのタマダー ここにあるのはタイの日常です」
2005.11.02 N0.330
に掲載を加筆しています。
タイ
2005年9月21日、タイ深南部ナラティワート県にて、海軍兵士2名が現地住民に殺害されました。その状況が目隠しをされ、手足を縛られての監禁、暴行が18時間ほども続いた嬲り殺しの状況のようです。これはタイ政府側を信用しないとされる地元民の反発。
その後、タイ政府側ではなくマレーシア側を頼る地元民が続出。
この地域の問題は本当に歴史、宗教、経済がからんでいて、一外国人としては、とらえるのも難し。
2005年10月16日、パタニーの寺院が襲撃され、僧侶が殺害され、仏像もはげしく破壊され、そして、火が放たれました。
「宗教戦争」として、タイ政府側が強攻策へ転換しようとする、そのタイミングに同時テロが。
2005年10月26日夜、タイ深南部にて同時多発的にテロが発生。
ヤラー5地区、パッタニ7地区、ナラティワート8地区にて計63箇所で「紛争」がおき、4名がけが5名が死亡とのこと。
10月27日にはナラティワートの駅で爆破があり、列車に乗っていた乗客がパニックになることも。
タイ政府としては11月には60箇所にて強化警備を行うかまえ。
しかしながら、2005年11月2日夜にはナラティワート市内にて火の手が上がるなど騒動はやむことなく。
果たしてこれは「宗教戦争」か。
地元イスラム教の方にもこれらの暴力的活動に賛同していない者多数おります。
柔軟に解決へ導いてほしいのですが。
しかしながら、経済、政治に関して強行志向の現タイ政府首脳部。
国際的干渉をかたくなに拒んでいますが、各国この問題を凝視しています。
とくに隣接するマレーシアとの関係が心配です。
まもあん
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