非常事態宣言、発令へ 心構えは・・・




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(2014.1.13 ルンピニ公園前)


 2014.1.21 タイ政府は、
 1.22から60日間に渡り反政府デモ封鎖がされているエリアおよび、
 今後影響を与えてはいけないエリアに対して、
 「非常事態宣言」を発令しました。


 まずは、それまでの流れを整理。
 

 1.14 23:00頃 反政府デモ封鎖の1つ ルンピニ公園付近で、
 反政府デモ参加者が、4名に警官に乱暴。

 1.15 0:00頃 スクムヴィット通り沿い31のアピシット民主党党首自宅で爆弾騒動。
 負傷者はなし。

 1.15 0:10頃 反政府デモ封鎖の1つ パトムワン交叉点付近のフアチャーン橋付近で
 反政府デモ参加者 2名が銃撃を受ける。

 1.15 2:00頃 反政府デモ封鎖の1つ サイアムパラゴン近くのロイヤル・ターフ・クラブ・オブ・タイランドそばに停めていた
 南部からの反政府デモ参加者のバスが放火される。

 1.16 21:45頃 スクムパン バンコク都知事の自宅が入っている、スワンパッカード宮殿にへ爆弾騒動。
 負傷者はなし。

 1.17 2:50頃 反政府デモ封鎖の1つ ラップラオ5差路付近で爆弾騒動。
 2名が軽傷。

 1.17 13:10頃 バンコク都内バッタットーン通りを進行中の反政府派が爆弾騒動。
 1名が病院搬送後、死亡、ほか39名が負傷。

 1.19 13:30頃 反政府デモ封鎖の1つ 戦勝記念塔付近で、2度にわたり爆弾騒動。
 28名が負傷。

1.19 夜 タイ首相府エリアで 2度の銃声、負傷者なし

 1.20 夜、反政府デモ封鎖の1つ ジェーンワタナー通り付近で、銃声、負傷者なし




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(2014.1.15 MBK前)



 以下、一人の在タイ邦人としての考えなど・・・・


 前述の流れの中で、やはり、はっ!となったのは、
 1.17 の白昼の爆弾騒動です。
 1.19の爆弾騒動も続きますが、1.19は封鎖していたエリアでのできごと。
 それまでも封鎖エリアでのトラブルはありました。
 1.17の爆弾騒動は、デモ行進のルートは直前まで決まっていなかったと、報道されています。
 それが本当ならば、犯行犯は、ずいぶんと柔軟性があります。
 ルート決定はまずは反政府派で話し合いされ決まることから、
 内部犯行では、という説も流れましたが、
 現実に爆弾騒動がおきる前にも、
 タイ政府側、反政府側、そして、第3の手、このいずれかがかき乱すといわれていました。


 このような事件が増発となりますと、捜査が必要になります。
 反政府デモ集会で、道路封鎖や路上の違法駐車にはタイ警察は目をつぶっても?
 人が傷つき、死亡したとなっては、法治社会として対応しなくてはなりません。
 放置できない状態。
 

 すでに、「国内安全保障法」と、警察活動を高める処置をしていたところに、
 今回の「非常事態宣言」の発令となりました。
 この2段階の発令が、タイ情勢を詳しく知らないタイ国外の人々にはショッキングな印象を与えるでしょう。
 これは致し方ないこと。



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(2014.1.16 ルンピニ公園前)


 実際、バンコクで生活している身としては、危険度の意識は、
 バンコクシャットダウンが起きたときから
 変わっていません。
 まず反政府デモ集会の封鎖エリア、そして、デモ行進の際には、
 何事か起きるかもしれない。
 それは過去の政変の際にも、体験していました。


 昼よりも夜間の方が危険度が高まる。
 それも意識していました。
 

 広い通りより、狭い人通りが少ない場所が危険である。
 それは、デモ騒動がおきる前から、 海外で生活する身としては常識的なこと。


 なので、今の状態、タイは危険かと問われたら、
 尋ねてきた人と、答える人との認識は違うであろうから
 言葉をどう返すのは、一言ではいいきれません。


 今後、日本を始め、諸外国が、どうタイ、そして、バンコクに対して危険度を上げてゆくのか
 それが1つの目安になります。


 今回の「非常事態宣言」は
 バンコク都、
 および、隣県のノンタブリ県、パトゥムタニ県ラードルムケーウ郡、
 そして、サムットプラカン県バンプリ郡(スワンナプーム国際空港がある)に対して発令しました。
 パタヤ、チェンマイ、プーケットなどの短期滞在者が集まる観光地は、一応対象外です。


 対処として、
 5人以上の集会禁止、
 容疑なしでの30日間の身柄拘束(令状なしの緊急逮捕)
 報道統制などを合法化 などがあげられます。
 外出禁止令もその1つですが、現時点では発令されていません。



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 バンコク都に関しては、1月13日以降、市バスや乗り合いワゴンの数が激減していますが、
 BTS,地下鉄、チャオプラヤー川の船などの公共交通は、通常通りです。
 しかし、BTSサイアム駅周辺のショッピングエリアが状況により、18時頃の閉店をしてきたり、
 このところのBTSのコンピュータートラブルも不安の種の1つ。
 ふとしたダイヤの乱れが、群集に普段とは違う印象を与えるかもしれません。


 また、それぞれの駅、たとえば、
 BTSならば、サラデン、サイアム、ナショナルスタジアム、パヤタイ、戦勝記念塔、モーチット、チッドロム、アソーク。
 地下鉄ならば、シーロム、スクムヴィット、パホンヨーティン、チャトゥチャク。
 そういったエリアには現在反政府デモの影響を受けています。
 往来するとしたら、十分注意は必要です。



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(2014.1.18 シーロム通り)


 反政府デモ封鎖のエリアには、取り巻きとして、さまざまなグッズをうる小売商も集まってきました。
 今では、路上マーケット化しています。
 本来、封鎖されるべきではないところも封鎖されていたりします。
 たとえば、BTSサラデン駅周辺は、オートバイぐらいの往来は可能かもしれませんが、
 ソイ・サラデンからソイ・ソンベントまでは完全にマーケット化、
 反対車線側は路上駐車の天下。
 交通指導しているのは、警察官ではなく、反政府デモ隊のメンバー。


 このような反政府デモの活動は、邦人からしますと、異質なものとして感じ取られます。
 そんな異質な非常識なことが、
 バンコクシャットダウンが起きて、1週間が経過しますと、
 我慢していたマイカー通勤も再開、学校も通常通り、と
 日常の中にうずもれてしまいました。
 今は、非日常なものが、日常となってしまっています。
 この感覚は、この地で生活している身ではないとわからない感覚かもしれません。


 今後、2月2日の総選挙をタイ政府側は実現させようとし、
 反政府デモ隊はそれに反発します。
 そして、軍や王室は、静観しています。

 

今後、バンコク都を中心に訪れる方は、 
 1 現地連絡先を確保(ホテル、知人)
 2 現地情報を確保(在タイ日本国大使館領事部の情報や現地の日本語ニュースソース)
3 安全の確保(スマホ所持などネットができる状況、反政府デモ封鎖地への意識)
 のご管理をおすすめします。



 今年の1月は例年と比べ、一度落ち着いた寒季が、再び戻ってきました。
 こんな気候は邦人の方にはとても過ごしやすいものと思います。
 欧州の観光ハイシーズンです。
 多くの外国人が、短期、長期と、バンコク都を中心に滞在します。
 みなが、無事に過ごせますように。





初載 メルマガ「まもあんのタマダー」No.784(2014.1.22)




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by mamoang | 2014-01-23 18:06 | 政治 | Comments(0)