「被災、そのとき」:わずかな滞在で 【スマトラ沖地震 タイ関連】
ピーピー島は、クラビ県のNopparat Thara Island National Parkに属します。
津波被災当日、救助隊はピーピー島に救助にいけませんでした。
電気も失った島内で、あるものは、残されたホテルの上の方に、あるものは山で一夜を過ごしました。
翌日、救助隊がピーピー島に到着。ヘリやフェリーで島を離れます。
被災3日目、生存者の島脱出のめどがつきました。
2日目から瓦礫の下などから救援または遺体の確認作業がはじまりました。
Phi Phi Princessの調理師Sunthorn Noikaewさん、38歳は、28歳の妻、
1歳と2歳の子供の行方がわからなくなりました。
生存者の中には家族の一員の行方を失い、被災後、瓦礫の下にいるかもしれない家族を探していた方が多々いるようです。
Sunthornさんは年末年始を迎えるために家族をピーピー島に迎えました。
津波が押し寄せたとき、彼は家族の手を取り、ホテルの2階へ。でも、そこにも津波は押し寄せました。
数日後、3人の遺体が見つかりました。
Boonruang Phetmakさん、39歳は、行方不明だった妻を棺の中で見つけました。
「我々は2ヶ月しかピーピー島にいなかった」
悲劇の場所になじみなく、偶然や短期間、そこにいて、被災にあった方。
たくさんいるのでしょう。
まもあん
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なお「まもあんのタイニュース」は「エキサイト:スマトラ沖地震支援情報 」や
「ヤフー!ジャパン:2004年スマトラ沖地震 」でご紹介されています。
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